AV女優やってました。

「AVに出てみたいな」っていう女の子は最近多いみたいですね。
ちょっと前までは、AVって男の人だけが見るものだったけど、最近は女性向けのAVとかも多いし、AV女優の皆さんがSNSとかテレビとかで活躍しているケースも多いので、女の子の目にもつきやすくなってるからだと思います。可愛いAV女優さんのインスタとか見たり、メイクやファッションを参考にしたりしている人も多いんじゃないでしょうか。あとテレビとかだと、最近は地上波のゴールデンタイムに出てくることもあったりして、身近な存在になっていますよね。
キラキラしている彼女たちは、とても魅力的!ってわけで、「私もあんなふうになってみたいな」という女の子が多いんだと思います。
実際に私もそんなふうに思っていた1人で、期間としてはぜんぜん長くなくて短期間だし、別に有名でも何でもないんですけどAV女優の仕事をしていたことがあるんですよね。
今はもう辞めちゃってるんですけど……。
でも、「今はもう辞めちゃってる」って書くと「何か嫌なことがあったから?」みたいに想像する人もいると思うんですけど、実はそういう理由で辞めたわけじゃありません。
結婚を機に、「まあ奥さんとかお母さんをやりながらAV女優ってなかなか難しいかもな」と思って辞めたんですね。まあ夫は、「別に続けてもいいんじゃない?」って感じで、“理解ある夫”ではあるんですけど。
そう、AVの仕事をしていてイヤだなと思ったことはあんまりなかった。
まあ初日とかはすごく緊張したけど、スタッフさんもみんな優しかったし、共演した男優さんも優しかったです。
お給料も良かったし、不満もなかったです。
AVって、「女優さんはキラキラしていて可愛い!」っていうイメージと一緒に、「なんかブラックっぽい」「ヤバい業界っぽい」っていうイメージもあったりしますよね。
やってみたいなあ、だけど怖い業界だったらどうしよう?って悩んでいる女の子もいると思うんですよ。
そこでここでは、実際にAV女優をやったことがある私が、そんな皆さんのために「AV業界のホント?」というポイントについてお話ししたいと思います!
AV女優になるためには?
まずは、AV女優になるにはどうすればいいのかっていうことですけど、これは別に難しくないです。
就職とかバイトの面接とかやったことがある人なら誰でもクリアできます。
AV女優は、AV女優のプロダクションに所属して、そこからいろんなAVのお仕事をもらうのが基本です。普通の芸能人の方と同じですね。芸能プロに入って、テレビ局とかから入って来る仕事をもらうという感じ。AVの場合も、AVを作っているメーカーさんからオファーを受けたりしてお仕事をすることになるわけです。
だから、まずは何といってもAVのプロダクションに入る必要があります。
AV女優のプロダクションはネットで見つけることができます。
電話したりメールを送ったりして「面接を受けたいです」ということを伝えたら、面接の日や場所を決めて、当日はその場所に行って面接を受ける……って感じで、基本的には普通のバイト面接と変わりません。
ただし、注意したいポイントもあります。
AV業界は「年齢制限」に関してすごく厳しいということです。
AV女優の面接を受けるためには、生年月日が記載された身分証明書が必要です。
法律的に、AV女優の仕事は18歳以上でなければならない(でも同じ18歳でも高校生はまだダメ!)というルールがあって、そのことがきちんとわかる証明書がないといけないんですね。
身分証といえば、運転免許証とか保険証とかマイナンバーカードとかいろいろありますけど、使えるのは生年月日と顔写真が載っているもの!
だから、写真が載っていない保険証は基本的にNGです。
運転免許証かパスポート、マイナンバーカードがあればOKですね。
運転免許証は、車の免許を取るのはけっこう時間もかかるし面倒だけど、原付の免許なら1日の試験で取得することができます。パスポートやマイナンバーカードはちょっと時間がかかるけど、自治体によっては1~2週間で取得できるところもあります。
ちなみに私は、何かのときに必要だったマイナンバーカードが手もとにあったので、それで面接を受けました。
面接の内容は、特に難しい感じじゃなかった。
事務所でやったんですけど、女性のスタッフさんもいたし、直接担当してくれたのは男性スタッフだったけど、スーツ姿の爽やか系イケメンって感じのスタッフさんで、あんまり緊張も感じなかったです。
AVをよく見る人だったら、AVの面接で脱がされてエッチさせられちゃう……みたいな作品を見たりしたことがあるかもしれませんけど、あれはあくまでフィクションですからね(笑)
ああいうことはなかったです。
意思の確認やできること・したくないことのチェックとかやって、あとは具体的なことをいろいろ決めていくという流れでした。けっこう事務的に進んでいくんだなあ……という感じでしたね。
事務所も明るい雰囲気だったし、「怖い業界」みたいな感じは全然しなかったですよ。
ってわけで、身分証のことさえきちんと押さえておけば、面接は簡単にパスできると思います。
ちなみに私は一応、履歴書を書いて持って行ったんですけど、別にいらなかったみたい。気軽に受けに行ってみて良いと思います!